江戸時代、遠祖上原勇七(現十三代)が鹿革に漆付けする独自の技法を創案、ここに甲州印伝がはじまったといわれています。この技法により作られた巾着、莨入れ、早道などは、当時の上層階級にたいへん珍重されました。
江戸後期に数軒あったといわれる印伝細工所のうち、時の流れのなかで、印傳屋だけが唯一残りました。その理由は、「技」の継承を代々の家長「勇七」のみに口伝されたことによります。伝承技法などは、現在では印伝技法の普及のため、公開されています。
1987年、甲州印伝は経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定。印伝の伝統技は、生活を彩る実用美として、稀少な日本の革工芸の文化を伝える担い手となっています。

かぐわ 名刺入れ

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*写真はイメージです。
お使いの画面設定および写真技法の関係で色目や大きさなどが
実際の商品と若干異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

黒地に小さな薔薇をピンクと白の二色の漆で咲き誇るように描いた「かぐわ」シリーズ。
たくさんの名刺やカードを収められる名刺入れです。
片面には中仕切り、もう片面には2つのカードポケットを備え、複数の名刺類を整頓しやすい仕様です。

型番
08412-000-000
サイズ
7×11×1.3cm
重さ
32g
仕様
名刺ポケット1、ポケット2、脇にマチ付き
鹿革・漆
ポリエステル・牛革

お取り扱い上のご注意

鹿革本来の風合いを活かすため、漆以外の加工は施しておりません。
したがって次のような特徴があります。

・強く折り曲げたり、硬いものと接触すると漆や模様が部分的にはがれることがあります。
・水分による染みは、元に戻すことはできませんのでご注意ください。
また、水分を含んだ状態でご使用されると衣類に色移りする場合がございます。
・自然素材を用いているため模様の位置に個体差が生じる場合がございます。
・保管をする際は、直射日光や高温多湿をさけてください

在庫状態 : 在庫有り

販売価格  ¥8,800(税込)

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