市川三郷町取材! 大塚にんじん

さて、今日の取材は市川三郷町からです。

 

この地方創生をしていると本当にたまにですが

市役所の職員の方で「めちゃくちゃ熱い方」

と出会う事があります。

 

もう生涯をその町に山梨に

注ぎ込んでいるような人です。

 

さて、私が知る中で山梨の地方創生を「官」の立場で

命を懸けているのはこの人

 

市川三郷町役場農林課 塩島 実 さん

 

とにかく熱い

そしてなによりその人柄が素晴らしい。

 

塩島さんからは

たくさんの素晴らしい掲載店のご紹介や

県外のやる気のある官の方の紹介

 

さらには自費で作っている山梨カタログの

クラウドファンディングまでサポートしてくれました。

自分の時間を削って、本当に一生懸命に

サポートをしてくれるんです。

 

なぜこんなに一生懸命してくれるのか

真面目な顔をして聞くと

 

当たり前のように答えます

「山梨の為だから」

 

 

本当に最近は少ないですからね…

こういう人はなぜ議員とかやってくれないのか

出世欲もないんですよね笑

 

さて、今日はまず、市川三郷町の三珠の湯で待ち合わせをして

名物大塚にんじんの取材をさせて頂きました。

 

大塚にんじん知っていますか?

普通のにんじんとは比べ物にならないくらいに大きくて

味が濃くて、とても栄養価の高いにんじんなんですよ。

三珠の湯

 

キャプション

 

キウイも実ってます

 

1mくらいにもなる大塚にんじん

 

そのまま食べてももちろん良し

にんじんを使ったドレッシングもまたうまし

糖度が高すぎてお菓子の加工にも向いている

本当に美味しいにんじんです。

 

そしてこれは明治から作られている

伝統的な野菜でもあります。

 

山梨県はとても素晴らしいものが多いんですが

PRがヘタなんですね。

 

例えば山梨は甲府盆地といいますが

他にも盆地と呼ばれる場所がありますよね

そうです京都です。

 

京都も素晴らしいですが

山梨は京都よりも水がキレイです。

水が綺麗すぎて全国平均の水道料金が2位です。

 

濾過したりする必要性がほとんどない

くらい綺麗なので安いそうなんですが

 

さて、どうして京都の話が出たかというと

山梨は同じ盆地でさらに山の標高が高いです。

 

京都の人はその野菜に「京野菜」

というネーミングをつけて売り出しました。

市場の何倍もするような高い野菜です。

 

それが飛ぶように売れて京都を代表する

名産にまでなってますよね。

 

同じ盆地、より高い標高、京都より綺麗な水

山梨の野菜は濃くて、甘くて個人的には

京都以上の野菜です。

 

ですが「山梨野菜」ってなんか

ネーミングも良くないし結局PR不足なんですよね。

 

 

他にも例題を上げると

例えば土曜のウナギの日ってありますよね?

みんながうなぎを食べる日です。

 

実はうなぎの旬は2月ってみなさん知ってました?

 

江戸時代に平賀源内さんという方が

1年間でもっともうなぎが痩せていて美味しくなくて

売れない暑い日をなんとかしてほしいと相談を持ち掛けられ

制定したのが「土曜のうなぎの日」

 

おかげさまで1番売れない日は

1番売れる日になりました

 

そういうアイデアが山梨には足りないのですよね

 

そして足りないから「嘆く」

山梨だから「しょうがない」と

傍観はしません

 

だから僕らのようなこの山梨を知ってもらうプロジェクトがあり

それに大学生がついて来てくれて、こうして熱い官の人間も

少ないながら出てきている訳です。

 

僕らは諦めません

 

小さくても必ずこの山梨を今よりもっとよく

人がたくさん住んでくれるような場所に変えれるなら

頑張りたいと思います。

 

幸い山梨の場合

何か新しい物を作ってよりよくと言ったものは

さほど必要としていません。

 

今あるもので十分すぎるくらいに魅力に溢れています。

ただ、それを知ってもらうだけでこの素晴らしい県は

人が集まる場所になると信じています。

 

さて最後に余談なのですが

この大塚にんじんが出来る土地の下に

なにやらロマン溢れる物が眠っているみたいなんです。

 

取材しながらも、ちょこちょこ

「あれ?これ土器じゃないですか?」

 

そうです土器や水晶に黒曜石など

畑に似合わないものがそこら中に落ちています。

 

そしてなんとここで

完璧な形の文字入りの鏡が出てきてるんですよね

これ、もしかしたら日本の歴史を大きく

覆すシロモノの可能性が高いんです。

 

もちろんこれは街の美術館に保管されていますが

文字入りの鏡は邪馬台国などの王族系が許された所有物

そしてさらに、石畳などの発見もありまして。

 

もしかしたらこの下には太古の都や神殿が眠っているのではと

いう事なんです。

 

そんなものが本当に発見されたら世界遺産レベルです。

 

発掘はしないんですか?

と聞くと

発掘するお金がないそうで。

 

今もなおこの地に眠ったままなんですよね。

そんなロマン溢れる土地で生まれる

規格外に大きな栄養価のあるにんじん…

 

なにかのパワーが働いているんでしょうか?

ゾクゾクしますね…

 

是非、遺跡発掘できる資産をお持ちの方は

トレジャーハンティングをしてみてはいかがでしょうか?

 

そんな事で今回の取材はここまで

 

次回はいよいよ「歌舞伎」発祥の町

市川團十郎の取材です!

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