身延山 覚林房 ※トップ画像photo by まっしゅ※

本日の合同取材は身延山にあります。
「覚林房」さんに行ってまいりました!

いつもの合同取材ですので
違う目線で見たい方はこちらまで↓

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さぁ本日は「山梨カタログ」にも掲載されている覚林房さんです。

宿坊と言えば「なんだか古臭そう?」

そんな概念を吹き飛ばします!

ファッショナブル&リーズナブルで
洗練された宿坊で、さらに古き良きものはしっかりと
継承されている伝統的な宿坊でした!

房の字が坊になっているのに気がつくと思いますが
本当は「房」なんですよ!

控えめにわかりやすく記載されていますが
それらを暴くのも僕の仕事!!

身延山にはおよそ29個の宿坊があり
それらを取りまとめるところには本当は「房」とつきます。

覚林房さんは実は本山久遠寺(1位)に続く
第2位の由緒あるとても位の高いお寺なのです!

そんなところに潜入する忍者(笑)
さて、どんな1日になるでしょうか

まずは入り口から行ってみましょう!

 

身延山と言えば階段!
ですがこちらの階段はそこまで辛くないので
僕にもなんとか行けました(笑)

見えてきました。入り口です!

 

さぁ行きましょうか!


忍者とお寺って似合うなぁ…

門をくぐり抜けどんどん先へ


1年通じて咲く 珍しい桜

テラスです!おしゃれ!
暖炉まで…本当にお寺でしょうか(ヨーロッパ?)

見えてきました

やっと宿坊の入り口にたどり着きました!!(^o^)

「オワっ!」と白い柴犬 「ごえもん」がお出迎え

さあ中に入りましょう(^o^)

今日担当者してくださるのは遠藤さん

まだお若いのですが、日本中を旅して
ついに自分の収まる場所として
現在は覚林房さんを中心になって動いている方の1人です。

彼自身も全国の中でここに感銘を受けて
居ついてしまったファンの1人と言えるでしょう
そんな方から覚林房さんの魅力を教えていただきます。

まずはこちらですね。
有名な身延まんじゅうを頂きながら
お話を聞かせていただきます。

こちらのお寺なのですが、随分と徳川家と
縁があるお寺のようでして
全部明細を書くことが出来ないのですが
そこら中に…その将軍の…ごにょごにょ…(笑)
歴史好きには是非直接訪れていただきたいです!

あー言いたい!!
取材していて驚きの事実がいっぱいあるのに
言えないとか本当に心苦しいです!

なんでも色々と…その歴史的価値がありすぎる物を
紹介しすぎると…大人の事情が…(禁)

ですが、本当にお気軽に訪れてお昼ごはん食べるだけでも
色々と教えてくれるので、興味の有る方は是非行ってみてください!

さらに、目の前には立派なお庭が

上からみると「心」という文字になります

こちらの庭の作者はなんと京都の天龍寺さんの
お庭を作っている人と同一人物です。

京都まで見学しにいかなくても、山梨県の中でゆったりとした時間とともに
「ムソウコクシ」のお庭を体感できます(^o^)
なんか嬉しいですね!

※夢窓国師※
(1275年:建治元年~1351年:観応2年/正平6年)は
鎌倉時代末期から南北朝時代、室町時代にかけて、日本の禅宗史、仏教史はもとより
日本の文化史全体に大きな足跡を残した中世禅界の巨人です。

国師は、弟子に連なる者一万人と言われ、1351年に76歳でこの世を去るまでの間に
七人の天皇・上皇から、夢窓・正覚・心宗・普済・玄猷・仏統・大円と国師号を賜り、七朝の帝師と称えられています。

身延町の中にこんなに素敵で由緒ある場所があるなんて
今まで、知らなかったし、それにこんなに簡単に
ランチを食べるだけで気軽に訪れる事ができるのは
本当に衝撃を受けました。

ちょっと覚林房さんをプチ探検をしてみましょう


ワイン風呂


なんと一着200万の着物×13着がそのまま飾られています!

着物の「鶴」は高いんですよ!

さらに無料で着て、撮影OK(着付けまでしてくれます)

本堂

本堂の天井の真ん中に16花弁が…
その昔、皇族しか使用する事が許されなかったはずの
物がなぜここに?
将軍に皇族…今日はちょっと書けない事が多くて困る(笑
(もちろん直接行けば教えてくれます)

サービスショット


察してください。どれほどの物が写っているのかを(笑)

 

さぁ簡単な探検を終えて、精進料理をいただきます!


精進料理 「おてらんち」1800円

少しづつ、1口1口と味が
変わるので全然飽きませんし
繊細な味で素材の品質も一級品
みてくださいこの大きな大豆!

身延名産 あけぼの大豆を使った納豆
これは、今まで食べた納豆の概念が壊れるくらいに
美味しかった、ホロっと柔かく口の中で溶ける
大豆が日頃の油で疲れ切った胃腸に優しく染み渡ります。

 

デザートだって抜かりはありません!身延はもともと湯葉が有名でその元となる
豆乳も一級品です、そのソフトクリームなんですから美味しくないはずがありません!
さらに全て山梨県産の自家製のフルーツでそのまま食べても美味しい!

庭をみながらゆったりとした時間
当日もカップルやご夫婦でひっきりなしに人が訪れていました。

着物を着てみる女子取材陣
みせれないのが残念です(笑)

男性用も殿様のふりをして着てみました(笑)これも200万です ひええ(汗

多国籍の人がこちらのお寺に惹かれ働いています。

黄色の服が女将さんの樋口純子さん

地元の高校生や行き場がなくなった子達の面倒までみる
懐が深くとても慈悲深い女性でした。

そして同様に最近の時代の流れとともに
日本人のお寺や文化の希薄していく事に寂しさと
危機感を人一倍持ち

長年続くこの伝統的な身延という街の歴史を
この時代で荒廃させる訳にはいかないと
宿坊やお寺などを気軽に来れて、身近に感じてもらえるように
時代に併せ、新しいものを色々と試行錯誤してなんとか
身延に来てもらおうとするその姿は逆に伝統を重んじる人には
軽く見られることもあるかもしれません。

ですが、本当に山梨を愛し、身延を愛し、文化の継承の為に
魂を燃やしてその仕事に尽くしている人です。

伝統も大切ですが、その伝統を大切にするがゆえに
人がどんどん減っていってしまっては本末転倒ではないか

先祖は教えを広める為に命をかけて、この世に信徒を増やして
来たのではないか、それが減ってしまう事が1番の残念な事です。

僕が1番感動したのはお寺や文化ではなく
先人の意思をしっかりと引き継ぎ、現代の世界で
こうして、身延山を知ってもらおうと
頑張っている姿、そのものこそが、日本中を旅して
布教活動をおこなった日蓮様と同じ姿であり

その意思は時代は変われど樋口さんの中で
生きている事を実感できました。

本日は本当にありがとうございました!

 

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